【フェラーリのリセールが強いモデルは?】中古相場で人気の高い車種ランキング(2025年度版)

フェラーリといえば、世界的に有名なスーパーカー・ブランド。高額な新車価格を誇るだけでなく、中古市場でも“リセールバリュー”が高いイメージがあります。とはいえ、すべてのモデルが同じように価値を保つわけではありません。以下では、国内外のオークションや中古車市場の動向などを踏まえて、リセールが比較的強いとされるフェラーリ車種をランキング形式でまとめました。
- 注意: 本ランキングは、限定車・クラシックモデルを含む国内外の取引実例やアナリストの見解などを元に推定しています。
- 年式・走行距離・コンディション・希少性などで価格は大きく変動します。あくまで一般的な目安としてご覧ください。
第1位:ラフェラーリ(LaFerrari)

ハイパーカー界の頂点級リセール
• 特徴: フェラーリ初のハイブリッドハイパーカーとして2013年に誕生。限定499台(クーペ版)という希少性も相まって、新車時の販売価格を大幅に上回る取引事例が多い。
• リセールの強さの理由:
- フェラーリのフラッグシップ=最高峰の技術とブランド力
- 世界的なコレクター需要が尽きず、台数が極端に少ない
- ハイブリッドシステムやF1技術の投入など、革新的イメージが資産価値を上げている
第2位:F40

“伝説”のスーパーカー、投資対象にも
• 特徴: エンツォ・フェラーリの存命中に開発された最後のモデル(1987年デビュー)。ターボチャージャーを搭載し、当時の公道車最速レベルのパフォーマンスで話題を集めた。
• リセールの強さの理由:
- 歴史的背景とネームバリュー(エンツォ最後のプロジェクト)
- 世界的な生産台数が約1,300台程度と限られており、需要>供給
- ヴィンテージのステイタスと高いコレクター人気により価格が下がりにくい
第3位:エンツォ・フェラーリ(Enzo Ferrari)

21世紀初頭のフェラーリを代表する象徴モデル
• 特徴: F1技術を公道車に大幅投入したスーパーカーとして2002年に登場。生産台数は399台(追加生産1台含む)と希少性が極めて高い。
• リセールの強さの理由:
- “エンツォ”の名を冠するオマージュ的モデルで、ブランドの象徴性が高い
- 生産台数の少なさと、当時の先進技術への評価
- コレクター需要が高く、新車価格を超える事例が頻発
第4位:F50

F1直系エンジン+オープンボディのレア度
• 特徴: F1マシン直系のV12エンジンを搭載し、オープンボディで味わえる官能的なサウンドが魅力。生産台数は349台と極めて少ない。
• リセールの強さの理由:
- 90年代フェラーリの頂点的存在で、コレクターから根強い支持
- F1由来のパワーユニットという特別感
- ラフェラーリなどの後続ハイパーカーと同様、希少性が価格を押し上げる
第5位:SF90 ストラダーレ

最新鋭のハイブリッド&AWD
• 特徴: フェラーリの市販車で初めてプラグインハイブリッド(PHEV)システムを搭載し、4輪駆動を採用。電動化時代のフェラーリを象徴する存在。
• リセールの強さの理由:
- フェラーリの最新技術が詰まったモデルとして、今後のクラシック化も期待
- 価格帯が高額なうえ、生産台数も多くないため需要が堅調
- 「新世代フェラーリ」の先駆け的ポジションが、後々のプレミアム要素になる可能性
その他注目モデル
• 288 GTO: F40の前身ともいえるグループB規定モデル。極めて少ない生産台数で、相場も高額推移。

• 488 ピスタ: 限定モデルのハイパフォーマンス仕様。走行性能の評判が高く、リセールも比較的良好。

• 812 スーパーファスト: フェラーリV12フロントエンジンの伝統を受け継ぐモデルで、特別な仕上がりの限定版が出ればリセール上昇に期待。

まとめ
- ラフェラーリやF40、エンツォなどの限定生産ハイパーカーは、台数の少なさとブランドの歴史が相まって中古価格が新車価格を大幅に上回るケースが多い
- F50やSF90 ストラダーレなど、特別な技術的背景や希少性をもつモデルもリセールが安定して高値を維持
- フェラーリは車種ごとの限定感や歴史的意義、テクノロジー要素などが大きく評価に影響し、コレクター市場の動向が価格に直結しやすい
フェラーリのリセールは、単なるスポーツカーという括りを超えて「歴史や希少性、イメージを含めた総合的な資産価値」で評価される部分が大きいです。購入や売却を検討する際には、最新の中古車オークションやアナリストの動向を確認しながら、モデルごとの特性や希少度を見極めることが肝心となるでしょう。
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