車を売る前に準備したい！買取査定時に必要な書類一覧と注意点まとめ

こんにちは！希少車・不動車・旧車買取のモビックでは、これから車を手放したいと考えている方向けに「中古の普通自動車を売却する際に必要となる書類」や「スムーズに手続きするためのポイント」をわかりやすく解説します。

車を売るときは、ただ「売ります！」と宣言して終わりではありません。しっかりとした書類をそろえないと、手続きでつまずいてしまい、思いがけず時間と労力がかかってしまうこともあります。

そんなトラブルを避けるためにも、ぜひ本記事を参考にしてスムーズな車の売却を目指しましょう！

1. 中古車売却で必要な書類一覧

中古の普通自動車を売却するときに、基本的に用意しておくべき書類は以下のとおりです。

1. 自動車検査証（電子車検証）

   

2. 印鑑証明書（発行日から3か月以内のもの）

   

3. 譲渡証明書（実印の押印が必要）

   

4. 委任状（代理人に依頼する場合）

   

これらはどれも重要な書類なので、不備がないようにしっかりチェックしましょう。

2. それぞれの書類のチェックポイント

2-1. 自動車検査証（車検証）

• 概要: 車の「身分証明書」。車検の有効期限や所有者情報などが記載されています。
• 保管場所: 通常はダッシュボードなど車内に保管。万が一紛失した場合は、運輸支局や検査登録事務所で再発行が可能です。
• 注意点: 車検の有効期限が残っているか確認しておくのも大切。売却時期や査定に影響することがあります。

2-2. 印鑑証明書

• 概要: 自治体（市区町村）で登録した実印が本物であることを証明する書類です。
• 必要な理由: 中古車の売却（名義変更）時には、所有者本人が間違いなく手続きを行っていると示すために実印と印鑑証明書が必要となります。
• 取得方法: お住まいの市区町村の役所や支所、証明サービスコーナーなどで発行してもらえます。
• 注意点: 発行から3か月以内のものが有効です。それを過ぎると書類として使えなくなるのでご注意ください。

2-3. 譲渡証明書

• 概要: 「所有権を譲ります」という事実を証明するための書類です。新たなオーナーへ名義を移す際に必須となります。
• 記入内容: 車両情報（車台番号や登録番号など）と旧所有者、新オーナーの情報を正確に記載します。
• 押印: 必ず実印を押してください。間違えて認印などを使わないよう注意しましょう。
• 入手方法: 買取業者からもらえることが多いですが、自治体やネット上にも書式が公開されている場合があります。

2-4. 委任状（必要に応じて）

• 概要: 売主本人が陸運局などへ行けない場合、代理人が手続きを行うための書類です。
• 押印: こちらにも実印が必要です。押印した印鑑が印鑑証明書の印鑑と同じものであることを確認してください。
• 注意点: 名義変更や書類提出を業者へ丸ごと依頼するときなどに使われます。提出先や作成方法は業者が案内してくれることも多いでしょう。

3. 書類の再発行や取得方法

「書類が見当たらない……」という場合でも、大丈夫。以下の場所で手続きすれば再発行ができます。

• 自動車検査証（車検証）:

  運輸支局や検査登録事務所で再発行可能。手数料がかかることがあります。

• 印鑑証明書:

  お住まいの市区町村役所。本人確認書類と印鑑登録をしている実印が必要です。

4. スムーズな売却のための準備ポイント

1. 事前にスケジュールを組む

   • 印鑑証明書の取得は平日のみ行っている自治体が多いです。仕事の都合なども考慮し、早めに取得しましょう。

   • 買取業者への見積もり依頼や、実際に車を引き渡すタイミングとも調整するとベストです。

2. 書類に不備がないかダブルチェック

   • 譲渡証明書の記入漏れや、押印ミス、印鑑証明書の有効期限切れなどを防ぐため、提出前にもう一度確認を。

   • 業者から受け取った書類にも、書き方の指示などが書いてある場合があるのでしっかり確認しましょう。

3. 自動車税・自賠責保険・任意保険の確認

   • 自動車税の支払いが済んでいないと、手続きが進まない可能性があります。

   • 自賠責保険や任意保険の切り替え時期・手続きについても、次の所有者や保険会社と相談しておきましょう。

4. 査定額アップのためのポイントも検討

   • 書類の準備だけでなく、車内の清掃や傷の修理など、査定額に影響するポイントもしっかりチェックしておくと高値がつくこともあります。

   • 付属品（取扱説明書、スペアキー、整備記録簿など）もそろっているか確認しましょう。

5. まとめ

中古の普通自動車を売却するときには、自動車検査証、印鑑証明書、譲渡証明書、委任状（必要に応じて）が主に必要になります。

なかでも「印鑑証明書」や「譲渡証明書」は、実印が要る大事な書類。発行や押印に手間がかかるので、早め早めの準備を心がけましょう。

また、書類に不備があると再提出が必要になり、売却までのスケジュールが大幅に遅れることがあります。余裕をもって必要書類をそろえれば、いざというときの焦りやトラブルを回避できるはずです。

最後に、初めての車売却だとわからないことが多いかもしれませんが、買取業者やディーラーに相談すれば丁寧に教えてくれるので安心してください。

しっかりと書類を準備して、気持ちよく愛車を新しいオーナーへ引き渡しましょう！