【車にかかる税金、いつからいつまで?】知っておきたい基本ポイント
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車を所有していると、さまざまな税金を支払う必要があります。ところが、「いつから」「いつまで」払えばいいのか、具体的なスケジュールが分かりにくいことも多いですよね。ここでは、主な自動車関連の税金の種類や、それぞれの支払い時期を簡潔にまとめました。
1. 車にかかる主な税金の種類
1-1. 自動車税(種別割)
- 概要: 車を所有している人(4月1日時点の所有者)が、毎年支払う税金
- 徴収主体: 都道府県(軽自動車を除く普通乗用車・小型自動車など)
- 納付スケジュール: 毎年4月1日時点での所有者に課税し、5月頃に納付書が届くのが一般的
いつからいつまで?
- 毎年4月1日が基準日となり、その年度(4月~翌年3月)分をまとめて支払うイメージ
- いつから: 4月1日から始まる年度
- いつまで: 翌年3月31日までの期間分を1度に支払う
1-2. 軽自動車税(種別割)
- 概要: 軽自動車の所有者が支払う税金
- 徴収主体: 市区町村
- 納付スケジュール: 自動車税(種別割)と同じく、4月1日時点の所有者が対象。5月に納税通知書が届き、5月末までに支払うのが一般的
いつからいつまで?
- 軽自動車も、4月1日から翌年3月31日分を1年分まとめて納付する仕組み
1-3. 自動車重量税
- 概要: 車検を受けるタイミングで支払う税金。車両の重量や経年(新車登録からの年数)によって金額が変動
- 徴収主体: 国(国土交通省)
- 納付スケジュール: 車検時に2年または3年分(新車購入時は3年、その後は2年ごと)をまとめて払う
いつからいつまで?
- 車検が有効な期間(通常2年または3年分)をカバーする税金
- いつから: 車検を受けた日以降の有効期間開始日
- いつまで: 車検満了日まで
2. 納付スケジュールを把握するメリット
- 未納によるペナルティを回避できる
- 車の買い替えや売却時に損をしない(4月1日を境に自動車税の支払義務が発生)
- 家計管理や年度初めの出費計画を立てやすくなる
車の売買タイミングも「いつから支払い義務が生じるのか」「いつまでに支払わなければならないのか」を理解しておくことで、損を防ぐことができます。
3. 注意点
- 4月1日をまたぐ売却・廃車
• 4月1日時点で所有していると、その年度分の自動車税(種別割)や軽自動車税(種別割)の支払い義務が発生します。
• 年度途中で売却しても、税金の還付は基本的に普通車の場合のみ(軽自動車は還付制度なし)
- 車検を受け忘れない
• 自動車重量税は車検ごとに払うため、車検切れを起こさないよう注意
• 車検時期を把握し、余裕を持って整備・納税することが重要
- 環境性能割の軽減条件
• 新車や中古車の購入時に環境性能割がかかる場合、エコカー減税やグリーン化特例の対象であれば、税率が低減されることもある
4. まとめ
- 車を所有していると、いつから・いつまで支払う必要があるか意識したうえで、各種の税金を忘れず納めましょう
- 自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割)は毎年4月1日の所有者に課税され、5月末までの納付が基本
- 自動車重量税は車検時に、2年または3年分をまとめて支払う
- 車の買い替えや売却の際は、年度の切り替わり時期と課税日を把握して、余計な出費や税金トラブルを回避
「いつから」「いつまで」が肝となる車の税金は、制度を理解して早め早めに準備しておけば負担感を軽減できます。ご自身の車の状況を定期的に確認し、賢く納税スケジュールを組み立てましょう。
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