【盗難車ランキング】被害が多い車種と今すぐできる効果的な防犯対策とは

自動車の盗難被害は年々手口が巧妙化しており、「自分は大丈夫」と油断していると大きな損失を被る恐れがあります。特に特定の人気車種や高価格帯の車は、国内外で需要が高く、盗難のターゲットになりやすいのが現実です。以下では、盗難被害が多いといわれる主要モデルをランキング形式でご紹介するとともに、防犯のポイントをまとめました。
注意
- • 本ランキングは日本国内の警察発表データや自動車保険の統計情報、各種報道をもとに総合的に推定したものです。
- • 年度ごとや地域、車のグレードなどによって順位は変動する可能性が高い点にご留意ください。
第1位:トヨタ ランドクルーザー
世界的な人気と海外需要が後押し
• 特徴: 圧倒的な走破性と耐久性で海外需要が非常に高い。新車納期が長いこともあり、中古価格が上昇しやすく盗難の狙い目に。
• 被害が多い理由:
- パーツや整備ノウハウが充実し、海外転売で高値がつきやすい
- 大排気量&オフロード車で、改造パーツなども豊富
- 駐車場でのセキュリティが甘いと、複数人の犯行で一気に持ち去られるケースも
第2位:トヨタ プリウス
ハイブリッドの代表格、パーツ需要が根強い
• 特徴: 燃費性能と環境性能が評価され、長年ベストセラー。国内での流通台数が多いため、中古部品の需要も高い。
• 被害が多い理由:
- 国内外でハイブリッドパーツへの需要が旺盛
- ボディの割にエンジンルームや内装パーツが高額取引される傾向
- 大衆車ながら盗難防止策が後手になりがちで狙われやすい
第3位:トヨタ アルファード / ヴェルファイア
高級ミニバンのステータスと海外人気
• 特徴: 国内外で「高級ミニバン」として人気。セカンドカーやファミリーカーとして所有している世帯も多い。
• 被害が多い理由:
- 海外転売でも人気が高く、高額で取引される
- パーツ単位の需要も大きい(カーナビ、エアロパーツなど)
- 人気車ゆえ流通量が多く、盗難手口の情報が出回りやすい
第4位:レクサス LX / RX
ラグジュアリーSUVの象徴
• 特徴: レクサスブランドの高級SUV。オンロードからオフロードまで広いシーンで活躍し、新車価格が高い。
• 被害が多い理由:
- ランドクルーザー同様、海外需要が旺盛で希少価値が上がりやすい
- 高価なパーツ(ホイール、内装部品など)が中古市場で取引されやすい
- 防犯装置があってもプロの窃盗団が複数人で狙うケースが報告されている
第5位:日産 スカイライン / GT-R 系列
スポーツモデルの象徴的存在
• 特徴: 国産スポーツカーの代表格であるGT-Rは海外でも“JDM”として絶大な人気。スカイラインも各世代ごとに根強いファン層がいる。
• 被害が多い理由:
- 一部ヴィンテージモデル(R32~R34など)は希少価値が大きく、海外バイヤーが高額で買い付け
- エンジン(RB26DETTなど)やミッション単位で取引されるケースが多い
- 保管環境が整わないまま屋外に置かれていると、盗難対策が甘く狙われやすい
盗難被害を防ぐためのポイント
- セキュリティ装置の導入
• イモビライザーやステアリングロック、追加のアラームなどで物理的に手間をかけさせる
• GPS追跡装置を搭載すれば、万が一盗難された後も追跡が可能
- 保管場所の見直し
• 屋外の暗い駐車場に放置せず、防犯カメラやセンサーライトがあるガレージを利用
• セキュリティゲートや門扉を設け、簡単に侵入できない環境を作る
- 複数の対策を組み合わせる
• 例:ハンドルロック+GPS追跡+防犯カメラ
• 盗むのが面倒と思わせるだけで犯行を断念させやすい
- 定期的なメンテナンスや点検
• 整備工場やディーラーでイモビライザーなどの不具合を早期発見
• カスタムやパーツ交換の際も、防犯への影響を考慮する
まとめ
- ランドクルーザーやプリウス、アルファード/ヴェルファイアなどの人気モデルは、国内外での需要が高く盗難リスクが特に高い
- レクサス SUVやGT-Rなど高級・希少モデルも、パーツ単位や海外への転売目的で狙われやすい
- 防犯対策として、セキュリティ装置・保管場所・複数の対策を組み合わせることが重要
- 盗難リスクを下げるだけでなく、保険内容や防犯グッズの活用など、日頃からの備えが被害を最小限に抑えるカギ
盗難件数が減少しない背景には、グローバルな転売ネットワークや巧妙化した手口があるといわれます。大切な愛車を守るために、今回挙げた対策を早めに導入し、安心できるカーライフを続けていきましょう。
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